よく流れてくる図面の形状
おかげさまで弊社は現在お付合いさせて頂いているお客様、新規のお客様より
数多くの見積り依頼やお問合せを頂いております。
最近ではNC旋盤加工に関しては弊社の生産能力でフル回転しなければ
ならない状況になっています。
そんな中、FAXで流れてくる図面を見ていると気づく事があります。
材質ではSUS304、SS400、S45C、S35C、真鍮カドミレス材などRoHS対応の
材料がほとんどです。やはりそれだけ輸出が多いのかそれとも今後輸出する事を
前提に今から対応しているものを作っているのでしょうか。
真鍮は材料自体がすごい高騰しているし、他の材料は加工しやすいとはいえない。
鉛(Pb)が入っている材料と入っていない材料では切削性が全然違います。
また、形状はカラー関係(全長は短く貫通穴が開いているもの)が非常に多いような気がします。
うちでも何点もカラー関係がありますが自動車部品に多く数は出るがコストは非常に厳しいです。
弊社にあるNC旋盤のような主軸移動型よりも主軸固定型の方がカラー関係は得意だと思います。
(そういう事もあり弊社は主軸固定型を検討しているのです。)
固定型はブッシュが無いため焼き付きの心配が少なく加工送りもかなり速いようです。
同じ部品でも形状によっては固定型の方がずっと早いものもあります。
(もちろん、固定型は長ものが不得意と言う事もありますが・・・・)
部品の形状は時代の流れで流行とかがあるのでしょうか?
うちの場合、昔はシャフトものが非常に多かったのですが、最近はシャフト関係は
軒並み海外に行ってしまったようです。主軸固定型で弊社も少しずつ方向転換をして
その時代にあった加工を得意としてしていければと思います。
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メンテ重視が増えてきてるのか。。
先日の設備の模索記事に関係するのですが、最近の工作機械はサービスマンのメンテナンスもし易い構造になってきてるものが多いようです。
考えてみればうちにある古い機械みても思
Trackback by log-labo ログラボ — 2006年6月8日(木曜日) @ 23時18分05秒