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NC旋盤による精密部品切削加工業の2代目(予定)が日常感じていることを綴るブログ。
NC旋盤、切削加工などの仕事の話からプライベートまで幅広い話題をアップしていきます。
(どっちかというとプライベートの事の方が多いかも)

2007年1月16日(火曜日)

NC旋盤クラッシュ!

カテゴリー: - shin @ 23時11分54秒

昨日の帰り際、突然NC旋盤のパトランプが点灯。
見に行ったら通常では考えられないクラッシュの仕方でぶつかっていました。

本来段取り中にプログラムミスや操作ミスでぶつかるのなら解るのですが
量産加工をしていて突然ぶつかると言うのは初めて。
しかも通常では動くはずがない動き方でのクラッシュ。

このNC旋盤の$2スピンドルは前後の動き、下に下がる、下がった位置での前後に動くという
動きをするものです。通常下がる場合は$2スピンドルが原点の位置まで戻らなければ下がらないように
なっています。しかし原点まで戻らずに下がってしまったためドリルホルダーとスピンドルがクラッシュ!

とりあえず復旧のため原点出しをしようとしても$2は全く動かない。
画面を見るとなんとぶつかった位置が原点になっている。通常の位置まではあと20センチくらいはあるのに。
初めての事で原因も全くわからないのでメーカーに連絡する事にしてその日は退社。

そして今日メーカーに連絡すると速攻で来てくれました(いつもお世話様です、N社さん)。
そこで原因が判明!なんと$2スピンドルを前後に動かしているベルトがベロベロになっていたため滑ってしまい
NC側は原点出しを完了と判断しても実際は原点まで移動していなかったために起きたクラッシュだそうです。

このNC旋盤は2年前に購入したもので比較的新しいものです。
同類のタイプで古いものもあるのに何故か新しいものがクラッシュ。
メーカー曰く「オイルミストが原因でベルトがやられたのでは」。
確かに加工中オイルミストの発生が多い加工品を頻繁にやってはいたが・・・・。

それでは他の類似したNCでもこのような事が起こりうるのか?
ところが他の類似したNCには原点復帰の確認センサーが付いているためにこのようなことは起こりにくいらしい。
新しいNCには原点復帰確認センサーが付いていない(配線によるトラブル等をなくす為らしい)から
このようなことが起こってしまう可能性があると言う事のようでした。

とりあえずウレタン性のベルトに交換してもらったのでこのようなことは起こりにくいだろうと言われました。
しかし、いつかはまたベルトがやられてしまう。だいたいこういうものは忘れた頃に起こるものですよね。

技術が進歩して新旧のNCにも色々なものが付いたり省かれたりしているけど
安全対策でやはり必要なくても万が一のことを考えて付けていれば安心と言う考えで
センサーも付けて貰いたかったなー。

修理費はいくらになるんだろう?きっとかなり高額なんだろうなー。
忙しい中、1日NC旋盤が止まってしまい踏んだりけったりでした。


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